2009年9月3日木曜日

誰も守ってくれない


  
  
   
こんにちは!  只今、邦画だけ男 iidaです。
  
  
  
今回ご紹介する映画は
  
モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション最優秀脚本賞を受賞した
  
  
  
  
  
「誰も守ってくれない」です。
  
  
  
  
  
「踊る大捜査線」の脚本家である君塚良一が監督。
  
ドキュメンタリー的な臨場感を出す為に全編ハンディカメラのみ、オールロケでの撮影。
  
  
 
映画の存在は知っていたのですが
  
内容はまったく知らないまま観賞しました。
  
  
  
  
冒頭に字幕だけで
  
こう書かれてました・・・
  
  
  
  犯罪者家族の保護
  
  
  未成年者による凶悪事件が発生した時
  
  警察が犯罪者の家族を保護する場合がある
  
  過去の事件で、犯罪者の家族がマスコミに非難され
  
  自殺したケースが何度もあったからである
  
  この件について、警察は公には認めていない
  
  
 
そして、
   
 
すぐに18歳の少年の殺人犯罪がおこり  
  
警察、マスコミがすぐに加害者側の家を取り囲み
  
家の中では
  
家庭裁判所の人や、弁護士などが
  
両親に離婚届を書かせ
  
今度は母方の名字で婚姻届を書かせ
  
あの書類、この書類って、
  
書かせ終わったと思ったら
  
すぐに家族をバラバラに引き離して
  
警察が各自の身元を保護して
  
マスコミから目を離させる。
  
   
この一貫のシーンは驚きました!
  
そこまでしないといけないのかと・・・。(>_<)
 
   
  
そして、その刑事役が佐藤浩市で、殺人犯の妹役が志田未来。
  
何処までも追い詰めてくるマスコミ!過剰なまでのバッシング!
  
それ以上に怖かったのが誹謗中傷するネット社会!
  
このままでいいいのか!ジャパ~ン!と、思いました。
  
  
  
  
佐藤浩市はかっこいいですね~!
  
俳優としても僕的には評価高いです!
  
  
志田未来
  
今、日本で中学生の等身大の役をやらせたら
  
彼女の右に出れるはえなりくんぐらいではないでしょうか!
  
  
その他にも、松田龍平柳葉敏郎石田ゆり子佐々木蔵之介木村佳乃佐野史郎など
  
みんなハマり役だったと思います。
   
特に柳葉敏郎と石田ゆり子の夫婦役は
  
いい味出してました~(^_^)
  
  
  
  
映画の中のほとんどがイヤ~な気分にさせられますが
  
最後は少し温かい気持ちになれると思いますので
  
みていない方がいらっしゃいましたら
  
是非、ご覧になってみてくださ~い☆
  
現実社会派ドラマです!
  
  
  
  
  
随所に
  
「背筋が凍るな、おい!」
  
と言うセリフがあります。
  
ちょっと、無理のあるフレーズで笑えました。(笑)
  
  
   
    
  

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